失敗の本質、知識創造企業

経営学ネタです。

今回は、一橋大学名誉教授である野中郁次郎氏の話題。

なのですが、紹介程度になりますのでご了承ください。

 

はじめに、野中郁次郎氏の著作といえば

これ。

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

 

 この「失敗の本質」では、

第二次世界大戦の敗因を、

経営学の組織論(正確には経営学に限らない)の視点から

研究し論じています。

SNSでも紹介したのですが、素晴らしいです。はい。

意識の高いビジネスマンは、知らない人はいないそうです。

ビジネス誌で「経営者が勧める本」なんて記事では、

必ず誰かが挙げています。はい。

興味がでた方は、読んでみてください。はい。

 

あまり興味ないなという方でも、

「超入門 失敗の本質」なんていう書籍と記事もあります。

こちらを読めば、ちょいエッセンスを掴めます。

なぜ、今『失敗の本質』なのか?これから読むための7つのヒント|「超」入門 失敗の本質――日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ|ダイヤモンド・オンライン

 

そして、野中郁次郎氏は、

2008年に『The Wall Street Journal』が発表している

「The Most Influential Business Thinkers」という

トップ20ランキングで20位になっています。

 

その要因となっているのは、「知識創造企業」という著書と

その中で提唱されているSECI(セキ)モデルです。

 

知識創造企業

知識創造企業

 

 


情報システム用語事典:SECIモデル(せきもでる) - ITmedia エンタープライ

このSECIモデルは、どんな組織においても活用できる内容かとおもいます。

社内wikiや、双方向型の会員向け情報サイトなどは、 

このSECIモデルにおける「表出化」・「連結化」に当てはまるかもしれません。

よくよく考えてみると、いろいろとモデルに対応する行動があると思います。

そこからこのモデルを使い、組織が活動すると、

よい結果が出てくるかもしれません。

ケーススタディとして松下電器の「ホームベーカリー」の開発が

社内全体に与えた影響などがありますので、参考にされると良いかもしれません。

 

 

ほかにもいろいろと紹介しなければ、ならないと思っていますが、

今日はここまで。

 

最後に、野中郁次郎氏がリーダーシップについて語られている記事を

リンクとして貼ります。


一橋大学名誉教授 野中郁次郎氏 今の時代に求められるリーダーとは | GLOBIS.JP

 

それでは。